就農のための現地見学9/6

妻の立会出産のための父親学級が前日にあったので、それにあわせて現地見学に行ってきました。
実は去年も見学に行っているので現地見学自体は2度目なのですが、今回は去年とは別の場所への見学へ行ってきたのでレポートします。

現地見学の必要性

これは間違いなく必要ですよね。農業を始めるにあたって「何を作るか」というのは一番最初に出てくる問題であり、一番大事な問題だと思います。それを決めた後「どこで作るか」という、これまた超重要な問題があります。就農フェアに行って相談することである程度の情報を得られますが、下記のようなことは正直自分で見て確かめておいた方がいいと思います。

  • 自分が農業を始めようとしている場所の近くには何があるのか
  • どんな人がいるのか
  • 実際に余っている土地がありそうか

こういったことは説明会で役所の就農担当者と話すだけではわからないことです。
あとやっぱり当事者なだけあって、生産者さんの方が就農担当の方より現地の事情に詳しいですよね。

今回の現地見学のレポート

ここからは今回のレポートです。
私が就農を進めている総社市には桃の産地がいくつかあるのですが、出荷を取りまとめている組合が2つあります。生産者はそのどちらかの組合に入り、組合のルールにのっとり出荷を行うことになります。出荷体制や組合としての性格が全く違うので、どちらを選ぶかによって今後の農家としての人生がかなり左右されます。今回の現地見学の目的はどちらの組合に所属するかを決めるためのものです。去年は「総社もも生産組合様」を訪れましたが、今年は「吉備路もも出荷組合様」にお世話になりました。「総社もも生産組合」は完全に手選別なのですが、「吉備路もも出荷組合」では機械での選別を行っており、出荷スピードは桁違いでした。糖度の測定などもライン上で一瞬で行われており、近代農業に感動を覚えました。しかしながら昨年見た「総社もも生産組合」の完全手選別も、いかにも職人という感じでこれまた感動を覚えたのも確かです。どちらの組合への所属を希望するかは、実際に就農の応募を出すまでじっくりと考えて決めていきたいと思います。対応してくださった方々、本当にありがとうございました。

          
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